お見合いでの振る舞い方~自然体で好印象を与えるために~

こんにちは。婚活アドバイザーの西原です。
「初めてのお見合い、緊張して何も考えられなくなりそう…」
「基本的なマナーは押さえておきたいけれど、かしこまりすぎるのも違う気がして」
このような不安の声をよくお聞きします。実は、お見合いの場での振る舞いは、意外にもシンプルな原則に基づいています。今日は、自然体で取り組める具体的なポイントについてお話ししていきたいと思います。
心の余裕が生む自然な振る舞い
お見合いで最も大切なのは、心の余裕です。では、その余裕はどのように作り出せばよいのでしょうか。
まず重要なのが、時間に関する準備です。当日は10分前の到着を目標に行動しましょう。ただし、これは「会場の最寄り駅に10分前に着く」という意味ではありません。会場に到着してから、身だしなみを整えたり、心を落ち着かせたりする時間も必要です。
そのため、実際の行動としては、30分程度の余裕を持って家を出ることをおすすめしています。道順は必ず前日までにチェックし、できれば一度下見をしておくとより安心です。思わぬ工事や迂回路に遭遇することもありますので、複数の経路を確認しておくのもよいでしょう。
落ち着きを演出する所作
会場に到着してからの振る舞いも、基本を押さえれば難しくありません。
案内された席には、丁寧に、でも大げさにならない自然な動作で着席しましょう。バッグは椅子の背もたれには掛けず、膝の上か横に置くのが基本です。これは、バッグが背もたれから落ちるリスクを避けるためだけでなく、より端正な印象を与えるためでもあります。
姿勢は、背筋を伸ばすことを意識しつつも、力み過ぎないようにします。実は、良い姿勢は見た目だけでなく、心理面にも良い影響を与えることが知られています。背筋を伸ばすことで、自然と声も通りやすくなり、より落ち着いた印象を与えることができます。
会話の作法
お見合いでの会話は、基本的に丁寧語を使うのが一般的です。ただし、これは堅苦しく話さなければならないという意味ではありません。
声の大きさは、テーブルを挟んで向かい合う相手に、無理なく聞こえる程度を心がけましょう。周りのお客様に会話が聞こえてしまうような大きな声は避けたいものです。
また、真剣な話題であっても、時折自然な笑顔を見せることを忘れずに。緊張のあまり、必要以上に深刻な表情になってしまうのは避けたいところです。
準備しておきたい持ち物
当日の持ち物も、事前にチェックリストを作っておくと安心です。
必需品として:
- 身分証明書
- 筆記用具
- ハンカチ・タオル
- お見合い書類(必要な場合)
あると便利なものとして:
- 携帯用の鏡
- あぶらとり紙
- 制汗シート
これらは、小さめのポーチにまとめておくと、必要な時にスムーズに取り出せます。
緊張をプラスに変える考え方
緊張は誰にでもあるものです。むしろ、適度な緊張感は、相手を大切に思う気持ちの表れともいえます。
大切なのは、完璧を目指すのではなく、お互いを知るための大切な機会として、前向きな気持ちで臨むことです。基本的なマナーを意識しつつも、自然体で接することで、相手もリラックスして本来の自分を見せやすくなります。
お見合いに不安をお持ちの方は、ぜひ一度カウンセリングにいらしてください。実践的なアドバイスとともに、必要に応じてロールプレイングなども交えながら、具体的なサポートをさせていただきます。
お気軽にご相談ください。