婚活での「最後の印象」が大切な理由~心理学から学ぶ印象管理のコツ~

こんにちは。婚活アドバイザーの西原です。
「せっかく楽しかったデートなのに、最後の別れ際で気まずい雰囲気になってしまった…」
「メッセージのやり取りの締めくくり方に悩んでしまいます」
こんな経験はありませんか?実は、人との出会いにおいて「最後の印象」は、想像以上に重要な意味を持っています。
今回は、心理学の知見をもとに、婚活における「最後の印象」の大切さについてお話ししていきたいと思います。
なぜ「最後の印象」が大切なのか
心理学には「新近効果」という興味深い現象があります。これは、人が何かを記憶する際、最初と最後の出来事が特によく記憶に残りやすいという法則です。特に「最後」の印象は、その後の関係性に大きな影響を与えることがわかっています。
たとえば、3時間のデートで素晴らしい時間を過ごしても、最後の5分で気まずい雰囲気になってしまうと、せっかくの良い思い出が台無しになってしまうことがあります。逆に、ちょっとしたすれ違いがあったデートでも、最後に心温まる会話ができれば、全体として良い思い出として記憶に残るのです。
印象管理が重要な3つの場面
では具体的に、どんな場面で最後の印象に気を配れば良いのでしょうか。
- デートの終わり方
別れ際の数分間は、その日のデート全体の印象を左右する大切な時間です。慌ただしく別れるのではなく、その日の楽しかった思い出を少し振り返ったり、次回への期待を示唆したりする余裕を持った締めくくり方を心がけましょう。 - メッセージのやり取り
LINEなどのメッセージも、最後の言葉選びが重要です。「おやすみなさい」だけで終わるのではなく、その日のやり取りを温かく締めくくる一言を添えると、より良い印象が残ります。 - 電話での会話
電話も同様です。特に初めての電話は緊張するものですが、最後は明るく前向きな気持ちが伝わる言葉で締めくくることで、次回への期待感を高めることができます。
実践のためのポイント
では、具体的にどのように実践していけば良いのでしょうか。
まず大切なのは、「笑顔」です。たとえ少し緊張していても、最後は自然な笑顔で締めくくることを意識しましょう。表情は声のトーンにも現れるので、電話やオンラインでのコミュニケーションでも効果があります。
次に、言葉選びです。「楽しかったです」「また会えるのを楽しみにしています」など、前向きで温かみのある言葉を選ぶことで、相手の心に良い印象として残ります。
そして、「次につながる」終わり方を意識することです。「今度は○○に行ってみたいですね」など、次回への期待感を共有できる言葉を添えると、自然な流れで次の約束につながりやすくなります。
自然体であることの大切さ
ただし、これらのポイントを意識しすぎて、不自然な態度になってしまっては逆効果です。あくまでも自然体で、その時の気持ちに素直な態度で接することが大切です。
心理学の知見は、より良い関係性を築くためのヒントとして活用していただければと思います。決して相手を操作するためのテクニックではないことを、どうか忘れないでください。
ご自身の婚活でお悩みの方は、ぜひ一度カウンセリングにいらしてください。あなたらしい自然な関係作りのお手伝いをさせていただきます。
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