婚活での食事マナー~自然に振る舞うためのポイント~

こんにちは。婚活アドバイザーの西原です。
「食事マナーが気になって会話に集中できない…」
「何を注文すれば失敗しないのかしら」
こんな不安をお持ちの方は多いのではないでしょうか。実は、食事の場面は、お互いの人となりを知る絶好の機会でもあるのです。
今回は、マナーを意識しながらも自然に振る舞える具体的なポイントをお伝えしていきます。
メニュー選びの心理
注文の際のちょっとした気遣いで、その後の食事がより楽しいものになります。
まず、メニューは相手に先に選んでいただくのが基本です。これは単なるマナーではありません。相手の好みや食事の傾向を知る良い機会にもなります。例えば、健康を意識したメニューを選ばれる方なのか、おいしいものを楽しむタイプなのか。そんな価値観も自然と見えてきます。
また、似た価格帯のものを選ぶことで、お互いが気兼ねなく食事を楽しめる雰囲気が作れます。特に、相手が控えめな価格のメニューを選んだ時に、こちらが著しく高額なものを注文するのは避けたいものです。
会話と食事のバランス
食事しながらの会話は、実は高度なマルチタスクです。しかし、いくつかのポイントを意識することで、スムーズに進めることができます。
一口の量を小さめにすることは、見た目の印象だけでなく、実践的な意味もあります。会話のタイミングで困らないよう、すぐに飲み込める量を意識しましょう。
また、「ゆっくり丁寧に食べる」というのは、単なる作法以上の意味があります。適度な間を取りながら食べることで、自然と会話のリズムが生まれやすくなるのです。
自然な所作の意味
ナプキンを膝の上に広げる、背筋を伸ばして座るなど、基本的な所作には実は深い意味があります。
例えば、ナプキンを膝の上に広げることは、服を汚さない配慮であると同時に、食事を大切にする気持ちの表れでもあります。また、適度に背筋を伸ばして座ることは、見た目の美しさだけでなく、実は消化にも良いとされています。
ただし、これらを意識しすぎて不自然な姿勢になってしまっては本末転倒です。基本を押さえつつも、リラックスした自然な姿勢を心がけましょう。
食べにくい料理への対処法
パスタや大きな手巻き寿司など、食べにくい料理に遭遇することもあります。そんな時は、一口大に小分けにして食べるなど、工夫をしましょう。
無理に一度に大きく口に入れようとして困ってしまうより、少しずつ上品に食べる方が、かえって自然な印象を与えることができます。
箸使いの基本
和食のマナーで特に気になるのが箸使いではないでしょうか。
実は、箸使いの基本さえ押さえていれば、過度に神経質になる必要はありません。
- 箸を揃えて持つ
- 箸で食べ物を突き刺さない
- 箸渡しはしない
この3点を意識するだけでも、印象は大きく変わります。
リラックスが何より大切
ここまで様々なポイントをお伝えしてきましたが、最も大切なのは「リラックス」です。マナーに気を取られすぎて、肝心の会話や料理を楽しめないのでは本末転倒です。
基本的なマナーを意識しつつも、お互いを知るための大切な時間として、自然体で臨むことを心がけましょう。
食事マナーについて不安をお持ちの方は、ぜひ一度カウンセリングにいらしてください。実践的なアドバイスとともに、必要に応じて実際のレストランでのマナー講座なども行っております。
お気軽にご相談ください。