緊張しても大丈夫！ 初めてのお見合いを成功に導く「３つの心得」
はじめに
心を込めて作成したプロフィールと、あなたらしい魅力が伝わる写真。それらが素敵なご縁を結び、いよいよ「お見合い」が決まったあなたへ。まず、「おめでとうございます！」とお伝えさせてください。これは、あなたの婚活における、大きな大きな一歩です。
でも、同時に、「いよいよ会うのか…どうしよう、すごく緊張する！」と感じているのではないでしょうか？
「うまく話せるかな…」 「変なこと言っちゃったらどうしよう…」 「もし、相手にがっかりされたら…」 「沈黙が続いたら、気まずいなぁ…」
初対面の人、しかも未来のパートナーになるかもしれない相手と会うのですから、緊張するのは当たり前。むしろ、緊張するということは、あなたがこの出会いを大切に考え、真剣に向き合おうとしている証拠なのです。
だから、どうか「緊張している自分はダメだ」なんて思わないでくださいね。大切なのは、その緊張と上手に付き合いながら、あなたらしい魅力を伝え、相手のことを知ろうとすること。今回は、初めてのお見合いを、少しでもリラックスして、そして「会えてよかった」と思える時間にするための「３つの心得」をお伝えします。
お見合い前の「ドキドキ…」その気持ち、よく分かります（共感）
まず、なぜ私たちはお見合い（初対面）で、こんなにも緊張してしまうのでしょうか？
- 評価されることへのプレッシャー: 相手に「良い」と思われたい、「選ばれたい」という気持ちが強すぎると、「失敗できない」というプレッシャーになり、自分らしさが出せなくなってしまいます。
- 不確実性への不安: 相手がどんな人なのか、どんな会話になるのか、結果はどうなるのか…分からないことだらけだからこそ、不安を感じてしまうのは自然なことです。
- 会話への苦手意識: 「何を話せばいいか分からない」「うまく話せないかも」というコミュニケーションへの自信のなさが、緊張を増幅させてしまうことも。
- 過去のトラウマ: 以前の初対面やデートで、嫌な思いをした経験があると、無意識に身構えてしまうことがあります。
- 身体的な反応: 緊張すると、心臓がドキドキしたり、手汗をかいたり、声が震えたり…そんな身体の反応が、さらに緊張を高めてしまう悪循環に陥ることも。
これらの気持ち、あなたにも思い当たる節があるかもしれませんね。でも、繰り返しますが、緊張するのはあなただけではありません。きっと、お相手も同じようにドキドキしているはずです。そう思うと、少しだけ肩の力が抜けませんか？
緊張を味方につける？お見合い成功のための「３つの心得」（気づき）
緊張を完全になくすことは難しいかもしれません。でも、その緊張と上手に付き合い、お見合いをより良い時間にするための「心得」があります。
心得①：しっかり準備で「安心感」を手に入れる
不安や緊張は、「分からないこと」が多いほど大きくなります。だからこそ、事前にできる準備をしっかりしておくことが、心の余裕、つまり「安心感」に繋がります。
- お相手のプロフィールを再確認: 当日「あれ？どんな人だっけ？」とならないように、事前にプロフィールをしっかり読み返しておきましょう。「〇〇がお好きなんですね」「〇〇のお仕事、大変そうですね」など、プロフィールに基づいた質問を２～３個用意しておくと、会話のきっかけになります。（ただし、質問攻めにならないように注意！）
- 自分が話したいことも少しだけ準備: 相手からの質問に備えて、自分の趣味や仕事、休日の過ごし方など、話したいことを軽く整理しておくと、いざという時に言葉に詰まるのを防げます。（長々と話す必要はありませんよ！）
- 場所と時間の確認は念入りに: 当日、道に迷ったり遅刻したりすると、余計な焦りが生まれます。場所やアクセス方法は事前にしっかり確認し、少し早めに到着するように心がけましょう。落ち着いてお茶でも飲みながら、心を整える時間があると理想的です。
- 服装や持ち物の準備は前日に: 当日の朝になって慌てないように、着ていく服や持ち物は前日までに準備しておきましょう。（服装は、清潔感があり、あなたらしいものを選んでくださいね。以前の記事も参考に！）
心得②：意識を「自分」から「お相手」へシフトする
緊張している時、私たちの意識は「自分がどう見られているか」「うまく話せているか」といった、「自分」にばかり向きがちです。これが、さらに緊張を高める原因になります。
そこで、意識のベクトルを**「自分」から「お相手」へとシフト**してみましょう。
- 「相手を知りたい」という気持ちを大切に: 「この人はどんな人なんだろう？」「何に興味があるのかな？」と、純粋な好奇心を持って、相手に関心を寄せることを意識してみてください。
- 「聴く」ことに集中する: 自分がうまく話そうとするよりも、相手の話を丁寧に聴くことに意識を集中させましょう。（相槌、質問、共感…以前のコミュニケーションの記事も思い出してくださいね！）相手は「自分の話をしっかり聞いてもらえた」と感じ、あなたに好感を持ちやすくなります。そして、相手の話を聞いているうちに、あなたの緊張も自然と和らいでいるはずです。
- 相手も緊張している、という視点: 目の前にいるお相手も、あなたと同じように緊張している可能性が高いです。「お互い様なんだな」と思えれば、少しリラックスできませんか？
心得③：完璧じゃなくてOK！「心地よさ」を大切にする
お見合いは、試験や面接ではありません。完璧な受け答えや、100点満点の振る舞いを目指す必要は全くありません。大切なのは、短い時間の中でも、お互いが**「心地よい」と感じられる空気感**を作ろうとすることです。
- 笑顔と挨拶は最高の武器: 緊張していても、最初の「こんにちは」と最後の「ありがとうございました」を、笑顔でしっかり伝えること。これだけで、印象は格段に良くなります。
- 沈黙を恐れすぎない: 会話が途切れても、焦って無理に何かを話そうとしなくても大丈夫。「そうですね…」と少し考えたり、窓の外の景色に触れてみたりする時間があっても良いのです。
- 正直さも時には有効: どうしても緊張が解けない時は、「すみません、少し緊張してしまって…」と、正直に伝えてみるのも一つの手です。かえって、相手も「実は私も…」とリラックスできたり、あなたの素直さに好感を持ったりすることもあります。
- 「楽しむ」気持ちを忘れずに: 結果がどうであれ、「新しい人と出会い、話ができた」という経験そのものを、少しでも楽しむ気持ちを持てると良いですね。「相手の良いところを一つ見つけてみよう」という意識で臨むのもおすすめです。
おわりに
初めてのお見合いは、誰にとってもドキドキするもの。緊張しても、少し失敗してしまっても、それは当たり前のことです。どうか、そんな自分を責めないでくださいね。
今回お伝えした「３つの心得」…①しっかり準備で安心感を、②意識を相手へシフト、③完璧じゃなくてOK！…を、ほんの少し意識してみるだけで、お見合いへの気持ちが、きっと楽になるはずです。
お見合いは「試される場」ではなく、「ご縁を繋ぐかもしれない、新しい出会いの場」。 深呼吸して、あなたらしい笑顔で、その時間を大切に過ごしてきてください。応援しています！
