定番デートじゃつまらない? 二人の距離が自然と縮まるデートプランの考え方

はじめに

お見合いを経て、気になるお相手との「交際(仮交際)」がスタート! まずは、本当におめでとうございます。ドキドキと期待で胸がいっぱいですよね。

でも、同時に新たな悩みも出てくるのがこの時期。「次のデート、どこに行こうかな…」「何をするのが良いんだろう…」と、デートプランに頭を悩ませていませんか?

「相手に楽しんでもらいたいけど、好みが分からない…」 「いつも食事ばかりで、マンネリ化してきたかも…」 「何か特別なことをしなきゃ、ってプレッシャーを感じる…」 「そもそも、デートプランを考えるのが苦手…」

お互いをまだよく知らない段階だからこそ、デートプランは意外と難しいもの。相手に気を遣いすぎたり、逆に自分の好みばかり優先してしまったり…。心地よい関係を築くためのデートのはずが、いつの間にかストレスの原因になってしまうことも、あるかもしれません。

今回は、そんなデートプランの悩みから解放され、プレッシャーを感じずに、二人の距離を自然と縮めていけるような、デートプランの考え方のヒントについてお話しします。大切なのは、**「何をやるか」よりも「どう過ごすか」**なのかもしれませんよ。

デートプラン、こんなことで悩んでいませんか?(共感)

まず、交際初期のデートプランに関して、皆さんが感じやすい悩みやプレッシャーについて、共感から始めたいと思います。

  • アイデアが浮かばない: 「食事かお茶」以外の選択肢が思いつかず、毎回同じようなデートになってしまう。
  • 相手の好みが分からない: 相手が何に興味があるのか、どんな場所が好きなのか分からず、提案するのをためらってしまう。
  • 「失敗したくない」プレッシャー: 「相手に楽しんでもらえなかったらどうしよう」「変なところに連れて行ったと思われたくない」と、失敗を恐れて無難な選択ばかりしてしまう。
  • どちらが計画すべきか問題: 「いつも私ばかり考えている気がする…」「相手から誘ってほしいけど、言っていいのかな?」など、計画の分担に悩む。
  • 予算や時間の制約: お互いの金銭感覚や、忙しい中での時間調整が難しく、行ける場所やできることが限られてしまう。
  • 会話への不安: 「このデートプランだと、会話が続かなかったら気まずいかも…」と、デート内容そのものよりも、会話への不安からプランを決められない。

これらの悩み、とてもよく分かります。せっかくお相手と良い関係を築きたいと思っているのに、デートプランで頭を悩ませてしまうのは、もったいないですよね。

自然と仲が深まるデートプランのヒント(気づき)

では、どうすればプレッシャーを感じずに、二人の関係性を深めるデートプランを考えられるのでしょうか? いくつかのヒントをご紹介します。

  1. 「会話」が主役になれる場所を選ぶ(特に初期): 交際初期は、何よりもお互いをよく知ることが大切です。そのためには、落ち着いて話ができる環境が理想的。賑やかすぎる場所や、二人で集中しなければならないアクティビティ(例:映画館など)は、少し仲が深まってからの方が良いかもしれません。まずは、おしゃれなカフェ、景色の良い公園の散歩、静かなレストランなど、会話が自然と生まれる場所を選んでみましょう。
  2. 「共通の興味」を活かす: プロフィールやこれまでの会話で、お互いに興味があることが分かっているなら、それをデートプランに取り入れない手はありません!
    • アート好きなら: 美術館やギャラリーへ。作品を見ながら、自然と感想を言い合えます。
    • 動物好きなら: 動物園や水族館、猫カフェなどへ。可愛い動物たちに癒されながら、和やかな時間を過ごせます。
    • 本好きなら: 大きな書店やブックカフェへ。お互いにおすすめの本を紹介し合うのも楽しいですね。
    • 食べることが好きなら: 少し話題のレストランや、特定のジャンルの専門店(パン屋さん巡りなど)へ。共通の「美味しい!」体験は、二人の距離を縮めます。
  3. 「シンプル&ショート」から始める: 最初の数回のデートは、長時間一緒にいることよりも、心地よい時間を積み重ねることを意識しましょう。例えば、「仕事帰りに1時間だけお茶する」「週末に2時間くらい公園を散歩する」といった、短時間で、プレッシャーの少ないデートから始めるのがおすすめです。お互いの負担も少なく、次の約束にも繋がりやすくなります。
  4. 「一緒に決める」プロセスも楽しむ: 毎回どちらか一方がプランを考えるのではなく、「次はどこに行きたいですか?」「何かやってみたいことありますか?」と、相手の意向を聞いてみたり、「一緒に決めませんか?」と提案したりしてみましょう。相手の好みを知るきっかけにもなりますし、「二人で決めた」というプロセス自体が、共同作業となり、関係性を育む一歩になります。
  5. 「体験」を共有してみる: 少し慣れてきたら、何かを一緒に「体験」するデートもおすすめです。ただし、お互いが楽しめる、無理のない範囲で選びましょう。
    • 軽いスポーツ: バッティングセンター、ボルダリング体験(初心者向け)など。体を動かすと、気分もリフレッシュします。
    • ものづくり体験: 陶芸体験、アクセサリー作りなど。共同作業を通じて、相手の意外な一面が見えるかも。
    • 季節のイベント: お花見、夏祭り、紅葉狩りなど。季節感を味わいながら、特別な思い出を作れます。 体験型デートは、会話が苦手でも、目の前のことに集中できるため、自然とコミュニケーションが生まれることもあります。
  6. 相手への「配慮」を忘れずに: どんなプランであっても、相手の状況や好みを尊重する姿勢が大切です。予算は大丈夫そうか、体力的に負担はないか、インドア派かアウトドア派か…。事前に「〇〇に行こうと思うのですが、いかがですか?」と、ひと言確認するだけで、あなたの気遣いが伝わります。

おわりに

デートプランを考えることは、本来、ワクワクする楽しいことのはずです。でも、婚活という場面では、つい「失敗できない」「楽しませなきゃ」というプレッシャーを感じてしまいがち。

でも、忘れないでください。完璧なデートプランよりも、大切なのは、二人が一緒にいて「心地よい」「楽しい」と感じられる時間を過ごすことです。

今回ご紹介したヒントを参考に、あまり難しく考えすぎず、「相手と一緒に、こんな時間を過ごしてみたいな」という素直な気持ちで、デートプランを考えてみてください。

そして、デート当日は、プラン通りにいかなくても気にしすぎず、目の前にいるお相手とのコミュニケーションを、何よりも大切にしてくださいね。

その積み重ねが、きっと二人の関係を自然と、そして着実に深めていってくれるはずです。