「聞いてほしいだけ」じゃ前に進めない? 婚活を前進させる「相談相手」の見つけ方
はじめに
前回の記事では、「婚活疲れ」を感じた時の心の休ませ方についてお話しし、一人で抱え込まずに誰かに頼ることの大切さにも触れましたね。
辛い時、しんどい時、誰かに話を聞いてもらえるだけで、心がふっと軽くなることがあります。
「もう、今日のデート最悪だったんだから!」 「なんで私ばっかり、うまくいかないんだろう…」
そんな風に、友人や家族に、日々の婚活で溜まった「愚痴」や「弱音」を吐き出すこと。それ自体は、決して悪いことではありません。溜め込んだ感情を言葉にすることで、ストレスが発散されたり、気持ちが整理されたりする効果もあります。
でも、もしあなたが、婚活を一歩でも前に進めたい、そして最終的に幸せな結婚というゴールにたどり着きたいと願うなら、ただ「聞いてもらう」だけの関係から、もう一歩進んだ「相談」ができる相手を見つけることが、とても重要になってくるかもしれません。
今回は、「愚痴」と「前向きな相談」の違い、そして、あなたの婚活を本当に後押ししてくれるような、建設的な「相談相手」の見つけ方について、一緒に考えていきましょう。
「愚痴」と「前向きな相談」は何が違う?
まず、「愚痴」と「前向きな相談」の違いを少し整理してみましょう。どちらも「話す」という行為ですが、その目的や効果が少し異なります。
- 愚痴:
- 目的: 溜まった不満やネガティブな感情を吐き出して、一時的にスッキリすることが主な目的。
- 内容: 特定の出来事や相手への不満、うまくいかないことへの嘆きが中心になりやすい。
- 聞き手の反応: 「大変だったね」「分かるよ~」といった共感や同調が求められることが多い。
- 効果: 一時的なストレス解消にはなるが、根本的な問題解決や状況の改善には繋がりにくい場合がある。繰り返すと、聞いている方も疲れてしまう可能性も。
- 前向きな相談:
- 目的: 抱えている課題や悩みについて、客観的な意見やアドバイスをもらい、解決策を見つけたり、次への一歩を踏み出すことを目指す。
- 内容: 現状の説明に加え、「どうすれば良いと思うか」「自分ではこう考えているが、どうだろうか」といった、未来に向けた問いかけが含まれることが多い。
- 聞き手の反応: 共感を示しつつも、客観的な視点からのフィードバックや、具体的な提案、問いかけによる思考の整理などが期待される。
- 効果: 課題解決への道筋が見えたり、新しい視点が得られたり、具体的な行動に繋がりやすい。自己成長のきっかけにもなる。
もちろん、時には思いっきり愚痴を言ってスッキリすることも大切です! でも、婚活を前進させたいと願うなら、愚痴だけで終わらせず、「じゃあ、次はどうしよう?」と一緒に考えてくれるような相談相手がいると、心強いですよね。
あなたの婚活を後押しする「相談相手」の条件
では、どんな人が「前向きな相談」に適した相手なのでしょうか? いくつかの条件を挙げてみます。
- あなたの話を、最後までしっかり聞いてくれる人: 途中で話を遮ったり、自分の意見ばかり押し付けたりせず、まずはあなたの気持ちや状況を、丁寧に受け止めようとしてくれる。
- 共感しつつも、客観的な視点を持っている人: あなたの気持ちに寄り添ってくれる優しさと同時に、「でも、こういう見方もできるんじゃない?」「相手にはこういう事情があったのかも?」といった、感情に流されない客観的な視点も持っている。
- 否定せず、建設的なフィードバックをくれる人: あなたの考えや行動を頭ごなしに否定するのではなく、「こういう点を工夫してみたら、もっと良くなるかもね」と、具体的で前向きなアドバイスをくれる。
- 必要であれば、解決策を一緒に考えてくれる人: ただ話を聞くだけでなく、「じゃあ、次はこうしてみようか」「こういう方法もあるよ」と、具体的な行動に繋がるような提案や、解決策を一緒に考えてくれる姿勢がある。
- あなたの幸せを、本気で願ってくれている人: あなたがより良い方向に進むことを、心から応援してくれている。その信頼感と安心感が、相談の質を高めます。
- 秘密を守ってくれる人: 婚活の悩みは非常にデリケートなもの。あなたが安心して本音を話せるよう、秘密を厳守してくれることは絶対条件です。
「前向きな相談相手」の見つけ方
これらの条件を満たす相談相手、どうすれば見つけられるでしょうか?
- 友人・家族の中から探す: あなたの周りにも、もしかしたら上記のような資質を持った方がいるかもしれません。ただし、注意点も。近しい存在だからこそ、客観的な意見が言いにくかったり、感情移入しすぎてしまったりする可能性もあります。「愚痴を聞いてほしい時」「客観的な意見がほしい時」など、相談内容によって相手を使い分けるのも一つの方法です。
- 婚活経験者・既婚者の友人に相談する: 同じような経験をしてきた人は、あなたの気持ちをより深く理解してくれるかもしれません。ただし、その人の成功体験が必ずしもあなたに当てはまるとは限らないので、アドバイスは参考程度に聞くのが良いでしょう。
- 婚活仲間(慎重に): 同じ目標を持つ仲間との情報交換は励みになりますが、お互いの状況を比べてしまったり、ネガティブな感情に引きずられたりする可能性もあるため、距離感には注意が必要です。
- 婚活のプロ=結婚相談所のカウンセラーを活用する: 実は、最も理想的な「前向きな相談相手」となり得るのが、私たちのような結婚相談所のカウンセラーです。
- 守秘義務があり安心: あなたの話が外部に漏れることはありません。
- 豊富な知識と経験: 多くの会員様の事例を見てきているため、婚活特有の悩みや課題に対する的確なアドバイスが可能です。(参考:カウンセラーの専門性)
- 客観性と専門性: あなたの状況を客観的に分析し、心理学的な視点なども交えながら(Nextyの場合)、具体的な解決策を一緒に考えます。
- あなたの目標達成がミッション: あなたの幸せな成婚をサポートすることが私たちの仕事であり、喜びです。常にあなたの味方となり、伴走します。(参考:カウンセラーの役割) 相談所のカウンセラーは、単なる話し相手ではなく、あなたの婚活を成功に導くための戦略的パートナーでもあるのです。
おわりに
婚活の道のりでは、嬉しいことも、悩ましいことも、たくさん起こります。そんな時、あなたの気持ちを受け止め、共感し、そして「じゃあ、どうすればもっと良くなるかな?」と前向きな視点を与えてくれる相談相手がいることは、何物にも代えがたい財産です。
愚痴を言い合える仲間も大切ですが、それだけでは、なかなか状況は変わりません。 ぜひ、あなたの婚活を力強く後押ししてくれる、「前向きな相談」ができる相手を見つけてくださいね。
そして、もしあなたが今、「そんな相手、どこにいるんだろう…」と感じているなら、私たちNextyのカウンセラーが、いつでもあなたの話を聞く準備ができています。一人で悩まず、頼ることを選択肢に入れてみてください。