【大切なお知らせ】代表の西原が本を出版します。「説得」ではなく「響かせる」、営業本に隠された“婚活”のヒント。

2025年11月12日 2025年11月12日西原和司

皆様、こんにちは。結婚相談所Nextyの西原です。

いつもブログをお読みいただき、誠にありがとうございます。今日は皆様に、少し私的な、でも、婚活を頑張る皆様にとっても非常に大切なお知らせがあり、筆を執っています。

このたび、私、西原和司は、12月2日に本を出版することになりました。

「おめでとう！」「婚活の本ですか？読みます！」

そんな風に言っていただけたら…と、ドキドキしながら皆様のご反応を想像しているのですが、皆様にお伝えしなければならない、とても大切な注意事項がございます。

そうなのです。今回私が出版する本は、残念ながら（？）『必ず成婚できる！』といった婚活ノハウ本ではありません。

タイトルも『男女の脳の違いから読み解く顧客をトリコにする営業術』というもので、書店では「ビジネス書」の棚に並ぶことになります。

「え？西原さん、営業の本？」「結婚相談所のブログなのに、関係ないじゃない…」

そう思われるのも、ごもっともです。ですが、この本を書きながら、私はずっと、ずっと確信していました。

「この本に書いた“すれ違い”のメカニズムは、婚活で悩む方々にこそ、一番知ってほしい内容だ」と。

皆様は、婚活の中でこんな「なぜ？」にぶつかったことはありませんか？

まさにこの「なぜ？」こそが、私がこの本で解き明かしたかった「コミュニケーションのすれ違いの正体」です。

『人を説得する時代から、理解して響かせる時代へ。』

私は、これこそ「婚活」の本質だと考えています。婚活は、スペックを「説得」して自分を売り込む（押し売りする）場ではありません。お相手の「“思考のクセ”を理解」し、あなたの誠実な想いや人柄が自然と「響く」ことで、「自然に選ばれたい」と願う場所のはずです。

この本は、そのための「理解」と「響かせ方」を、脳科学と心理学の視点から体系化した一冊なのです。

例えば、この本の中では「数字を重視する相手には結論から、共感を求める相手には“ストーリーで」と、相手のタイプによって響く伝え方がまったく違うことを解説しています。

これは、婚活の現場で起きる「あの悩み」と、驚くほどそっくりです。

あなたが「大変だったね」と気持ちを受け止めてほしい時（ストーリー）に、お相手が「それは〇〇すればいいよ」と真剣に「解決策（結論）」を提示してくれる。どちらも「優しさ」なのに、ボタンを掛け違えてしまう。

お相手の「年収や学歴（数字）」は理想的なのに、なぜか心が惹かれない。それは、あなたがその人の「人柄や価値観（ストーリー）」に、まだ触れられていないだけかもしれません。

私たちは無意識に、「自分と同じ話し方」が相手にも伝わるはずだ、と思い込んでしまいます。しかし、お相手が「結論」を求めている時に「ストーリー」を長く話してしまったり、お相手が「共感」を求めている時に「結論（アドバイス）」を押し付けてしまったり…

その小さなズレが、かけがえのないご縁を遠ざけているとしたら、本当にもったいないと思いませんか？

この本は『営業本』として世に出ますが、私が本当に伝えたかったのは、人をテクニックで操作する方法ではありません。むしろ、「あなたと私は違う人間だ」という前提に立ち、それでも何とかお互いを理解しようと努める「本物の思いやり」こそが、最強のコミュニケーション術である、ということです。

婚活は、あなたの人生という物語を、誰かと一緒に紡いでいくパートナーを見つける、尊い旅です。その旅路で、もしお相手とのコミュニケーションにそっと迷ったり、心がすれ違って苦しくなったりしたら。

この『営業本』が、お相手の「心のOS」を理解し、あなたの誠実な想いを正しく「響かせる」ための、小さなコンパスの一つになれば、著者としてこれ以上の喜びはありません。

もしご興味がありましたら、お手に取っていただけると幸いです。

【書籍情報】

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